進化する阿波踊り衣装

Posted by 日本のモノと踊りnakaya on

今日は阿波踊りの衣装についてです。

 

阿波踊りの衣装は大きく分けると3つ。

「法被」「着流し」「女着物」です。

そのなかでも、特に特徴があるのが女踊りの着物なのではと思います。

普通の着物と違い、着物をまくし上げ、長襦袢を見せて着付けます。

 

上半身は連によって違いますが片身を抜いて半分長襦袢を見せてるところもありますね。

まくし上げた裾は帯の中にしまい、裾と平行または三角形の形を作って帯の下に少し出します。抜いた片袖は帯の上にひらひらと乗っています。

帯は黒の半幅帯をお太鼓結びにするのが主流ですが、吉弥結びや貝の口で結んでいる連もあります。

 

しかしですね、、暑いに夏着物をまくりあげて帯の中にしまうのは重労働、そして暑い!

ということで、私の所属する灯連はこんな風になっています。

左右違う色で染めたの短い上と↓

2重になった裾除けと↓

三角形のエプロンのようなもの↓

 

これを順番に巻いていき、帯をするとこんな風に(^^)

 

これで着付け初心者さんでも比較的簡単に覚えられて、裾の出方が上手く決まらない〜!と毎回悩むことが少なくなります。上下別々なので身長が違っても1サイズでいけるのも利点です!

左右の色を染め分けて、”袖を抜いてる風”にしているのですが実際は抜かないので灯連の女踊りは後ろの帯には袖がひらひらしません。あのひらひら、ちょっと憧れます・・・笑

 

連によって着方も工夫の仕方もそれぞれですが、少ーしずつ、でも確実に進化していってる気がします。笠の角度もどんどん急角度に、シャープになっていってますしね。

きっと時代に合わせて工夫してきたからこそ何百年も前からの徳島の郷土のお祭りが今も全国各地で愛されるんじゃないかな、と思います。

 

ちなみに法被や着流し姿の男踊り、お囃子はさらしを巻いて半股引はいて、法被または浴衣を着て角帯締めるだけ!なのでいたってシンプルです。

ただ、さらしも最近は短時間で巻けてお手入れも簡単なこんなヤツが人気です!!

 

その名もさらしビスチェ。

見た目は変えずに格好良く、着付けは簡単に!と今後も色々進化していきそうですね。